ヤミ金に流れる顧客リスト

ヤミ金のような違法業者達の間では、次々とヤミ金を利用したことがある個人(顧客)の情報リストが、作成・売買されるなどして業者間で共有されていく為、軽い気持ちで融資を申し込んだだけで、他業者から融資勧誘の電話やダイレクトメールが届きます。
もっとも、ヤミ金を一度も利用したことがないのに勧誘が届く場合は、電話番号やメールアドレスの収集を目的とした、悪質な出会い系サイトや懸賞サイトにひっかかり、気づかぬうちに個人情報が漏洩している可能性があります。

例えば、携帯などで大手Aサイトにメアドを登録したところ、迷惑メール(スパムメール)が沢山くるようになったことはありませんか?あれも巧妙に仕組まれた悪質サイトで、個人情報を登録してしまったがために発生する個人情報流出の一つです。
会員制のウェブサイトや有名な大手企業を装い、本物のサイトを装った偽のサイトへ誘導し、個人情報を抜き取る詐欺「フィッシング詐欺」の被害も増えています。

このように、様々な手口でヤミ金業者は個人情報を狙っています。
ヤミ金とは直接関係がないサイトでも、個人情報(氏名・住所・電話番号・銀行口座の名義や口座番号)の取扱いには十分注意して下さい。
うっかりあちこちで銀行口座の個人情報を伝えてしまうと、悪用されかねません。